前回、GAS Interpreterなる汎用ツールを導入したところ。今回から使っていってみよう。
まず思いつくのは情報収集。「ChatGPTはデータセットが古いから最新の情報には対応していない」と言われていたのも過去の話、今やweb上を検索して情報を収集してくれるから最新情報にも対応可能らしい。試しにやってみるか。
入力:
2024年のイスラエルとイランの外交状況に関する情報を英語で検索して、1000語程度に要約してください。その後、要約文を和訳し、1段落ごとに英語と日本語を交互に表示してください。
出力:
The diplomatic relations between Israel and Iran in 2024 have been notably tense and have escalated into military engagements, significantly straining interactions between the two nations.
2024年におけるイスラエルとイランの外交関係は非常に緊張しており、軍事的な衝突にまで発展し、両国間の交流が大きく損なわれました。
In April 2024, Israel conducted an airstrike on the Iranian consulate in Damascus, claiming the lives of several Iranian officials, including a senior Quds Force commander. This incident was one of the key points of contention, marking a severe deterioration in the already fragile relations between the two countries. The strike prompted widespread international condemnation and highlighted the risks of a broader regional conflict (Wikipedia).
2024年4月、イスラエルはダマスカスにあるイランの領事館を空爆し、クッズ部隊の高官を含むいくつかのイラン人官僚の命を奪いました。この事件は、既に脆弱な両国関係のさらなる悪化を示す重要な転換点となり、広範な国際的非難を招き、より広範な地域紛争のリスクを浮き彫りにしました。
Following the attack, Iran retaliated with missile and drone strikes against Israel, signaling a new level of direct confrontation between the two nations. This situation led to significant concern internationally, with calls for restraint and de-escalation to prevent further violence (The Times of Israel).
攻撃を受けて、イランはイスラエルに対してミサイルとドローンの攻撃を行い、両国間の直接的な対立が新たな段階に入ったことを示しました。この状況は国際的にも大きな懸念を呼び、さらなる暴力の防止と緊張の緩和を求める声が上がりました。
Diplomatically, the ongoing tensions are underpinned by a complex history of fluctuating relations. Historically, Iran and Israel were somewhat aligned due to strategic and economic interests, especially during the era of the Shah. However, following the 1979 Iranian Revolution, Iran adopted a staunchly anti-Israel stance, drastically shifting its foreign policy and cutting off all ties with Israel (Al Jazeera).
外交的には、この緊張は複雑な歴史的背景に支えられています。歴史的に、イランとイスラエルは特にシャーの時代に戦略的および経済的利益により一定の連携を見せていました。しかし、1979年のイラン革命を経て、イランは強硬な反イスラエル姿勢を採用し、その外交政策を大きく転換し、イスラエルとの全ての関係を断ち切りました。
These developments in 2024 have occurred against a backdrop of escalating military activities in the region, including engagements with various proxy groups and other regional actors, reflecting a deeply entrenched conflict that spans ideological, religious, and geopolitical dimensions (Bulletin of the Atomic Scientists).
これら2024年の動向は、地域内のさまざまな代理戦争グループや他の地域アクターとの増加する軍事活動を背景に発生しており、イデオロギー、宗教、地政学的な次元にわたる根深い紛争を反映しています。
ソース付きでいざとなればソース記事にさかのぼれるのありがたいし、ソースも割と信頼できるところっぽい。Wikipediaは要注意の代名詞みたいな存在だが、こういう時事ネタはあまり外さない印象(Wikipediaに関しては、学術系のマイナー記事で門外漢が勘違いした状態で記事書いて、それが学問の場で大きく取り上げられたせいで信頼できないと烙印を押されたという、風評被害的な側面がある)。
こんな感じでフリースタイルで情報取ってこさせるののほかにこっちの指定をもっとガチガチにして「東証の適時開示から~~の情報を拾ってきて」みたいな指示を試してみたがこちらはうまくいかず。指示の仕方にまずい点があるのだろうが、フリースタイルでいい感じに検索してくれるから、情報収集は単に「調べてまとめて」だけでいいな。すげー時代になったものだ。
次回に続く