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生成AIを使おう!(23)

生成AIを使おう!

2024.01.23

 生成AI23回目です。

 前回は虎杖のセリフ「一度人を殺したら「殺す」って選択肢が俺の生活に入り込むと思うんだ」の心理学的裏付けをきいてみました。今回はもうちょっと真に迫ってみよう。

入力(訳):一度何かをすることで、その選択肢が生活に入り込むという心理学的な効果はあるか?

出力(訳):
 いくつかの研究は、最初の行動がその後の同様の行動につながる心理的影響を調査している。以下はその主な結果である:
 オペラント学習における第一印象 Shteingart、Neiman、Loewenstein(2013)は、オペラント学習における最初の経験の結果が、参加者のその後の行動に実質的かつ持続的な影響を与えることを発見した。この現象は「結果の優位性(outcome primacy)」と呼ばれ、最初の経験がその後の行動に不釣り合いに影響することを示唆している(Shteingart, Neiman, & Loewenstein, 2013)。
 行動と情動反応 Zhou, Yu, and Zhou (2010)は、個人が行動した後の結果は、行動しなかった後の同じ結果よりも強い情動反応を呼び起こすことを実証した。これは、行動を起こすことで結果の感情的重要性が高まり、その後の行動に影響を与えることを示している(Zhou, Yu, & Zhou, 2010)。
 心理的勢い: Iso-Ahola and Dotson (2014)は、心理的勢い(PM)の概念を探求し、最初の成功は、ノウハウの増加と心理的力(勢い)の創出により、その後の成功につながることを発見した。これは、最初の積極的な行動が、さらなる成功行動を促進する勢いを生み出すことを示唆している(Iso-Ahola & Dotson, 2014)。
 サンクコスト効果と不作為慣性効果: TykocinskiとOrtmann(2011)は、過去の経験が現在の意思決定や目標に影響を与えるサンクコスト効果と不作為慣性効果について論じている。彼らの発見は、最初の行動(または不作為)が心理的なコミットメントを生み、それが将来の意思決定プロセスに影響を与えることを示唆している(Tykocinski & Ortmann, 2011)。
 不作為惰性効果: Tykocinski, Pittman, and Tuttle (1995)は、最初の魅力的な行動機会を見送ると、その後の同様の行動機会を取る可能性が低下することを発見した。この効果は不作為慣性と呼ばれ、最初の不作為が、特にその後の魅力的でない機会に直面したときに、不作為の持続的な状態につながることを示唆している(Tykocinski, Pittman, & Tuttle, 1995)。
 これらの研究を総合すると、最初の行動や不作為がその後の行動に大きな影響を与え、意思決定、感情的反応、将来の行動に影響を与える可能性があることがわかる。

 前回は「人を殺す」という行為に反応したようなので、今回は「何かをする」と一般化してみた。(Tykocinski & Ortmann, 2011)が近いかな?

入力(訳):(Tykocinski & Ortmann, 2011)に従って「最初の行動(または不作為)が心理的なコミットメントを生み、それが将来の意思決定プロセスに影響を与える」を詳しく説明して

出力(訳):
 Tykocinski & Ortmann (2011)が論じているように、心理的コミットメントが将来の意思決定プロセスに影響を与えるという概念は、過去の行動や不作為がその後の選択にどのように永続的な影響を与えるかということに関連している。この概念は、サンク・コスト効果と不作為惰性効果という2つの現象の議論に例証されている。
 サンクコスト効果: サンク・コスト効果とは、ある行動や努力を継続することが最良の選択でない場合でも、以前に投資した資源(時間、お金、労力など)の結果として、その行動や努力を継続してしまう状況を指す。最初の投資によって行動方針への心理的コミットメントが生まれ、潜在的な損失や否定的な結果にもかかわらず投資を継続することにつながる。
 不作為-惰性効果: この効果は、最初の魅力的な行動機会に失敗すると、その後の同じような機会、特に最初に逃した機会よりも魅力的でないような機会を、個人が取る可能性が低くなる場合に発生する。最初の不作為が心理的な障壁や不作為へのコミットメントを生み、将来同様の機会に関与することを難しくする。
 これら両方の効果において、最初の決断(行動であれ不作為であれ)は、将来の決断に影響を与える心理的な先例を設定する。これはさまざまな理由で起こりうる:
  過去の決断の正当化:人は後悔の念を避けるため、あるいは肯定的な自己イメージを維持するために、過去の決断を正当化する傾向がある。そのため、過去の行動によって決められた道を進み続けることになりかねない。
 認知的不協和: 過去の決定と矛盾する行動をとると、認知的不協和という心理的不快感が生じる。この不快感を軽減するために、個人はしばしば最初の行動に沿った決断に固執する
 知覚価値の変化: 最初の決定が、その後の選択の知覚価値を変えることがある。例えば、非常に魅力的なオファ ーを逃した後では、少し魅力的でないオファーは、最初のオファーが提示されなかった場合よりも魅力的でなく思えるかも しれない。
 フレーミング効果: 過去の行動に基づいて、状況や選択がどのようにフレーミングされるかが意思決定に影響を与える。過去の投資や逃した機会が、将来の選択を枠にはめ、過去の行動と一致した意思決定を導くことがある
 TykocinskiとOrtmann (2011)の研究によると、私たちの意思決定プロセ スは常に現在の選択肢を合理的に評価するものではなく、過去の行 動や不作為に影響されることが多く、将来の選択を導く心理的 コミットメントが形成される(Tykocinski & Ortmann, 2011)。

 んー、あってるような違うような。これらの研究は「殺す」って選択肢が入り込んだ後でその選択肢をとるか否かに係る研究で、虎杖の発言は「殺す」って選択肢が入り込むことそれ自体の効果を言及している。勉強にはなるが、国語の答えとしては0点なやつ。また聞き方変えるか

次回に続く

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