生成AI2回目です。続いてよかった。「次回へ続く」とか言ってそのまま終わったらカッコつかないですからね。
前回は今後の振興の方針を立てました。
①1回何か題材を選んで風刺画風の出力をしてみる
②うまくいかない結果が得られるはずなので、正解のある題材に戻ってプロンプトの修行をする
③題材に戻って出力をブラッシュアップしていく
というわけで早速。
入力:please show a satirical cartoon of “Humiliation of the Canossa.”
(訳:”カノッサの屈辱 “を風刺した漫画を見せてください。)
解説文:Here is a satirical cartoon depicting the ‘Humiliation of Canossa’ in 1077, featuring Emperor Henry IV and Pope Gregory VII in a dramatic and humorous interpretation of the historical event.
(訳:これは1077年の「カノッサの屈辱」を風刺漫画で描いたもので、皇帝アンリ4世と教皇グレゴリウス7世が歴史的出来事をドラマチックかつユーモラスに解釈している。)
名前だけ知られてる出来事上位ランカーの「カノッサの屈辱」を描かせてみたらこんな画像に。左でデカく描かれている、王冠かぶって腕組してる人が皇帝で、右で跪いてる十字架下げた聖職者が教皇かな?…ホントか?
入力:please explain “Humiliation of the Canossa” to be easily understood by a 10-year-old child.
(訳:「カノッサの屈辱」を10歳の子供にわかりやすく説明してください。)
出力:Alright! Imagine a long time ago, there was a big argument between a powerful king named Henry IV and a very important church leader called Pope Gregory VII. The king did something the Pope didn’t like, so the Pope punished him by saying he wasn’t king anymore and that people shouldn’t listen to him. This was a big deal because the Pope was super important, and everyone listened to him.
The king needed the Pope to be his friend again, so he went on a long journey to a place called Canossa, where the Pope was staying. When he got there, it was very cold and snowy, but the king waited outside for three whole days, without shoes, hoping to say sorry and make things right. He wanted to show he was really sorry and that he respected the Pope.
People call this the “Humiliation of Canossa” because the king had to wait so long and look so sad and sorry, which wasn’t usual for someone so powerful. It’s like if you had a big argument with a friend and then stood outside their house in the cold, waiting to say sorry and make up. That’s what the king did to make peace with the Pope!
(訳:さてと!昔、アンリ4世という力のある王様と、教皇グレゴリウス7世というとても重要な教会の指導者の間で大きな言い争いがあったとしよう。王様がローマ教皇の気に入らないことをしたので、ローマ教皇は王様はもう王様ではないので、人々は彼の言うことを聞くべきではないと言って王様を罰した。ローマ法王は超重要人物で、誰もが彼の言うことを聞いていたからだ。
王は教皇に再び友人になってもらう必要があったので、教皇が滞在しているカノッサという場所まで長い旅に出た。そこに着くと、とても寒く、雪が降っていた。しかし、王は謝罪し、物事を正したいと思い、丸3日間、靴を履かずに外で待っていた。本当に申し訳なく思っており、ローマ教皇を尊敬していることを示したかったのだ。
人々はこれを “カノッサの屈辱 “と呼ぶが、それは王があまりにも長く待たされ、悲しそうな、申し訳なさそうな顔をしなければならなかったからである。それはまるで、友人と大げんかをして、その友人の家の前で寒空の下、謝罪と仲直りのために立ち尽くすようなものだ。それが、ローマ法王と和解するために王がしたことだ!)
史実では王が教皇に謝罪したようだ。上の風刺画だと逆に見える。じゃあ上の解説文を参考にさせて画像を作らせるとどうなるか。
入力:please show a satirical cartoon of “Humiliation of the Canossa.” following that you have explained above
(訳:上記の説明に従って”カノッサの屈辱 “を風刺した漫画を見せてください。)
解説文:Here’s a satirical cartoon for kids depicting the ‘Humiliation of Canossa.’ It shows Emperor Henry IV looking very sad and silly without his shoes, waiting outside in the snow to apologize to Pope Gregory VII. The scene is exaggerated with humorous elements, like the king with a big, exaggerated frown and standing in a funny pose to show he’s really cold, while the Pope might be peeking from the castle, looking surprised or amused at the king’s dramatic apology.
(訳:「カノッサの屈辱」を描いた子供向けの風刺漫画がある。この漫画には、皇帝ヘンリー4世が靴を履かずにとても悲しそうで愚かな姿で、教皇グレゴリウス7世に謝罪するために雪の降る外で待っている様子が描かれている。このシーンはユーモラスな要素で誇張されている。例えば、王は大きく大げさにしかめ面をし、本当に寒がっていることを示すためにおかしなポーズで立っている。一方、教皇は城から顔を覗かせ、王の劇的な謝罪に驚いたり面白がったりしているかもしれない。)
絵柄がポップになってる。これは「10歳でもわかるように」解説させた文章をさせたから。「大学の講義風に」解説させた文章を読み込ませた出力はこう。
塔の上にいる教皇と地面で何かを叫んでいる皇帝の上下関係が明確になっている。裸足要素消えてるけど、
出来事の解説文を出力→出力させた文章を参照させて画像を生成させる
の流れは有効そうだ。
つまり、こう。
①出来事の解説文を出力
②出力された解説文をもとにプロンプトを練り上げる
③練り上げたプロンプトを参照させて画像を生成させる
次回に続く