生成AI12回目です。
前回は絵→文章→絵の再翻訳をさせてうまくいかず仕切り直しになりました。今回はプロンプト変えて再翻訳に再挑戦してみます。
入力:Please describe in as much detail as possible in about 2000 words what is placed where in this picture.
(訳):この写真のどこに何が配置されているか、できるだけ詳しく2000字程度で説明してください。
出力(長いので訳のみ):
このイメージは、歴史的かつ感情的な物語に富んでおり、薄暗い石造りの部屋の範囲内で、主題と象徴性を細心の注意を払って配置することによって描かれています。
前景と中央フォーカス: すぐ前景には教皇グレゴリウス 7 世が立っており、簡素で装飾のない木製のテーブルに座っています。 彼はわずかに前かがみになり、深い反省や祈りの姿勢を体現しています。 大きな窓の真下にあるテーブルには、いくつかの物が置かれています。テーブルの左側には、開いた本 (聖書か時事集かもしれません) が置かれ、その右側には十字架が直立しています。 教皇は嘆願または苦悩の表情で手を握り合っている。 彼の服装は著しく謙虚である。 彼はドレープの長いローブを着ており、教皇の威厳というよりも修道院の簡素さを示唆しています。 彼の腰には、目立つ十字架の付いたロザリオがぶら下がっており、彼の宗教的献身を表しています。 彼の顔は厳粛で疲れ果てており、顔には深いしわが刻まれており、銀色のひげ、そして彼の職務の重みとこの瞬間の重要性を担っているように見える思慮深い目があります。
背景と設定: 舞台となるのは、宗教的または修道院の建物の一部と思われるアーチ型の石室です。 左側には、彫刻された人物が床の間の中に住んでおり、おそらく聖人か尊敬される宗教指導者であり、おそらく祝福か権威あるジェスチャーで片手を上げて場面を見下ろしています。 この人物は、教皇の内なる葛藤を静かに目撃しているという感覚を加えている。
照明と雰囲気: 重い垂直バーが付いた大きな窓が右側の壁のかなりの部分を占めており、自然光が室内に降り注ぐことができます。 この光は教皇を幻想的な輝きで包み込み、幾何学的な影のパターンを部屋全体に投影し、画像のドラマチックな雰囲気に貢献しています。 光と影の遊びが明暗法効果を生み出し、石壁の質感や教皇のローブのひだを強調しています。
二次的なキャラクターと風景: アーチ型の出入り口を通して見える遠くの背景には、ローブを着た人物が部屋から出て行き、地平線まで続く雪景色の中へと去っていくのが見えます。 この人物の退場は、動乱期の教皇の孤立あるいは見捨てられたことを象徴しているかのようだ。
アーキテクチャと詳細: 建築は明らかに中世で、アーチ型の天井と頑丈な石造りが特徴です。 それ以外の場合、部屋にはまばらな家具が置かれており、教皇の孤独な姿が強調されている。 左端には小さなサイドテーブルまたはスタンドがあり、おそらくミサまたは個人的な信心のために使用された典礼用品と思われるものが置かれています。
感情的および象徴的な要素: 画像の全体的な構成は象徴性に満ちています。 光と闇のコントラストは、グレゴリウス 7 世が渦中にあった政務論争の激動の時代を反映しています。 部屋の荒涼とした雰囲気は、法王の質素な服装と石像と相まって、精神的な忍耐とリーダーシップの重荷の物語を生み出しています。
技術的側面: 光のグラデーションに細心の注意を払い、荒々しい石壁やテーブルの木目、法王の衣服の生地などの質感を緻密に描写した写実的な作風。 この遠近法は、鑑賞者の目を中心人物に向け、次に外側の像と背景の人物に引き寄せるように作られており、グレゴリウス 7 世自身の歴史的な旅を反映する絵画を通して視覚的な旅を作り出します。
要約すると、この絵は、カノッサのエピソードにおける教皇グレゴリウス 7 世の精神的および政治的闘争を象徴する、歴史的かつ個人的に重要な瞬間を捉えた視覚的な物語です。 光、影、人物、建築など、絵の中の各要素が連携して、瞑想、孤独、そして歴史の厳粛な重みの雰囲気を呼び起こします。
前回は設定に凝りすぎたのでストレートにやろう。これを参照させて絵を描かせる。
入力:Use the description below to paint a picture of Canossa’s humiliation.
(訳):以下の説明を使用して、カノッサの屈辱を描いてください。(絵の説明は省略)
普通の執務風景になっている。翻訳文を読むと絵→文章の段階でも文章→絵の段階でも正確さが失われているのが読み取れる。ならば絵に修正指示を加える方法ではどうか。
入力:Please draw a picture with the following modifications added to this picture.
“””
The person in the back is barefoot.
The person in the back is praying
“””
訳:この絵に以下の修正を加えた絵を描いてください。 “”” 後ろの人は裸足です。 後ろの人は祈っています “””
クッソwwwその発想はなかったわwwwどっから出てきたその発想裸足でキリストになるのか?
ちょっと変えて描き直させてみたところやはり十字架にかけられたキリスト像が出てきた。
あー、これ元の絵の聖人像がキリスト像に変換されてるっぽいな。プロンプトを見ると「奥の人物」のつもりがbackground(背景)に誤訳されてるっぽい。あと「同じ絵を描いて」と指示したのに全体的に変わってるのは多分生成AI内で絵→文章→絵の再翻訳を行っているから。とすると「同じ絵を描いて」とだけ指示しても違う絵が出てくるはず。
入力:Please draw a picture same to this picture
訳:この絵と同じ絵を描いてください。
はい。ある絵を元にそれをちょっと加工する、といったPhotoshop的用法は手軽にできなさそうだ。
次回に続く