新年あけましておめでとうございます。早速ですが当面の抱負として「生成AIを使おう」を掲げます。生成AIに対する現状の感覚は「使ってみると便利だけど、使い方が広がらない」といった状況なので、無理やり使うことで使い方を広げよう、という趣です。「あ、これ生成AIに投げれば楽できるぞ！」という感覚の有無で先々の生産性が段違いに広がっていきそうなので、とにかく使ってみることで「あ、これ生成AIに投げれば楽できるぞ！」という感覚を養っていきたい。
前置きはこのくらいにして本題。
まずは「生成AIを使って何したいか」でこれがかなり難題なのですが、いい具合にアイデアがありました。
歴史の教科書で見た風刺画、こいつを別の題材で作ってみましょう。
まずはChatGPTで風刺画を出力してみよう。
入力：日本の歴史の教科書に風刺画の例を画像で見せてもらえますか
うん、思ってたのと違う。日本史の風刺画が出力されてきた。解説文は
Here is a satirical cartoon depicting a scene from Japanese history, suitable for a history textbook. It illustrates an important event or cultural aspect in a humorous or exaggerated manner with historical Japanese figures, traditional clothing, and architectural elements.
とのこと。
（DeepL翻訳「これは日本の歴史の一場面を描いた風刺漫画で、歴史の教科書に適している。日本の歴史上の人物、伝統的な服装、建築的な要素を用いて、重要な出来事や文化的な側面をユーモラスに、あるいは誇張して描いている。」）
あっ、そっか英語かぁ。英語も生成AI同様に使う機会無くてなかなか触らないから、この機会にまとめて触るか。ちなみに日本史の風刺画が出てきたのは「日本の歴史の教科書」を「日本の歴史の教科書」ではなく「日本の歴史」の教科書で区切ったからっぽい。
というわけで風刺画の内容を具体化する。ついでにコマンドは英語で
入力：please show an satirical cartoon that great powers are dividing qing
(訳：大国が清を分裂させているという風刺漫画を見せてほしい。)
それっぽいのが出てきたが人が多すぎてだれがどの国なのかわからん。国旗はイギリスはわかるが他曖昧だし、左の赤地に黄色い星なんてベトナムだし。
めんどくさいし教科書から引用してもらうか
入力：please show an satirical cartoon that great powers are dividing qing from japanese history textbook
（DeepL訳：「大国が清を分裂させているという風刺漫画を日本史の教科書に載せてください。」微妙に訳が変）
出力：I can’t directly source or visualize content specifically from a Japanese history textbook due to copyright restrictions. However, I can describe or create a satirical cartoon based on the historical concept of great powers dividing Qing China, akin to what might be found in educational materials. If you’re looking for specific textbook content, you might need to consult a library, educational institution, or purchase a history textbook that covers this topic. Would you like me to create another general satirical cartoon based on the great powers dividing Qing China?
1文目翻訳：著作権の関係で、日本史の教科書の内容を直接引用したり、映像化したりすることはできない。
うーん、コンプラ意識が高い。
とりあえず触ってみて方針は2通り。
①ともかく何か題材を選んで風刺画風の出力をしてみる
②「列強による清の分割」の絵が正解に近くなるようにプロンプトを試行錯誤する
モチベーション的には①だけど、②で脳内に教師データ作ってからの方が早そう。つまり手順はこう。
①1回何か題材を選んで風刺画風の出力をしてみる
②うまくいかない結果が得られるはずなので、正解のある題材に戻ってプロンプトの修行をする
③題材に戻って出力をブラッシュアップしていく
いまのところ絵の具体的な内容への指定が全然ないから想定してない絵が出てきてる。なので登場人物や背景の描写をきっちり言語化する作業になりそうだ。次回へ続く。